ろう付けは、銅、コバルト、ニッケル等を充填用金属として使用し、2個の金属部品を接合するプロセスです。 この接合プロセスは、高温で、真空や雰囲気制御下で実施することで、プロセスの均一性と品質が保証されます。

このプロセスには多くのメリットがあります。金属部品の製造ラインに簡単に組み込め、高い収益が見込めます。また、ろう材の融点が母材の融点よりも低いため、母材である金属の希釈は非常に少なくなります。

当社では、ろう付けに真空炉テクノロジーを応用します。温度が均一で無酸素状態であるため、処理部品の機械特性が維持でき、高温下で酸化しやすい接合部を守ります。当社のソリューションは、必要とされる雰囲気及び温度プロフィールに適合することができます。なお、部品はバッチ処理ができ、生産性、収益性が向上できます。 また、搬送システムを含めたソリューションをご提案し、ろう付け部凝固中の移動を抑えます。こうして、内部応力と歪みを抑制し、品質を保証します。ECMでは、研究用施設から大規模な生産ラインまでのニーズにお応えし、様々な工場レイアウトに適合することができます。

現在、ろう付用処理炉として5つのシリーズをご提案しています。 -リリプットシリーズ:実験室用炉 -クリスタルシリーズ:ベル型炉 -ターコイズシリーズ:横型炉 -フルグラシリーズ:マルチフローの焼入れ炉 -ダイヤモンドシリーズ:炉床昇降式炉 -ICBP®ナノ&フレックス:ろう付けに対応したモジュール炉

当社のろう付けソリューションは、真空、不活性ガス、水素雰囲気でのろう付けに対応しています。